浴室ヒートショック
寒さがこたえるこの時期、気持ちのいいはずの入浴時に突然発作を起こしたり、
湯船で溺死したりする高齢者が増えるそうです。
その原因は多々あるものの、特に気をつけたいのが「ヒートショック」という現象です。
なんと室内における高齢者の死因の4分の1にも上るのだとか。
しかもこの現象、実は20~30代も無関係ではないようです。
ヒートショックというのは、急な温度の変化により起こる体調不良のこと。
人間の体は温度の変化に合わせて体温を調節するために、血管を縮めたり、
広げたりして血圧や脈拍を変化させますが、それがあまりに急激だと体がついていけません。
例えば冬に暖房の効いた部屋から移動して、寒い浴室で裸になることで血圧が急激に上がり、
上がった血圧が湯船につかることで急激に下がる…といった時にヒートショックは起こりやすく、
特に高血圧の高齢者などの場合、心筋梗塞や脳梗塞につながることも多いです。
入浴中に急死する人の数はなんと交通事故死より多く、年間1万人を超えるといわれています。
ヒートショック自体は軽いものを含めれば珍しいものではなく、かならずしも重篤な状況に陥るとは限りません。
ただ、血圧が高かったり持病があったり、肥満やメタボリックシンドロームの傾向がある人は、
たとえ若くても動脈硬化が進んでいる可能性が高く、
ヒートショックが心筋梗塞や脳塞栓(のうそくせん)の引き金となるため注意が必要です。
どうすれば防ぐことができるのか。
暖房の効いた暖かい部屋と、寒いままの浴室の温度差を少なくすることがポイント。
一番簡単な方法は、服を脱ぐ前に浴室のシャワーを出しっぱなしにしておき、浴室を暖めておくことです。
足の裏は、ダイレクトに冷たさを感じる部分ですが、シャワーを流しておけば冷たい床も暖まります。
湯船にお湯を張るなら、ふたを開けっ放しにしておくのもいい方法です。
また、お酒を飲んだ直後は血圧が変化しやすいので、入浴を控えましょう。
ヒートショックの恐ろしいところは、何の前触れもなく突然起こることです。
ヒートショックの知識があるのとないのとでは、どうしてもその危険性に対して“温度差”があるかもしれませんが、
理解を深めて対策をしっかりしておきたいものです。
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(クリニカルカイロ ウエルネス杉並院) 2013年2月 2日 13:16 | 個別ページ