妊婦さんの栄養と食事②/ブログ

HOME > ブログ > 食事(栄養) > 妊婦さんの栄養と食事②

妊婦さんの栄養と食事②

妊婦①.jpg

◆食事の目標は後期では+500カロリー

日本人の食事摂取基準によると、1日当たりのカロリー摂取量は、

  初期では+50カロリー、

  中期は+250カロリー、

  後期は+500カロリー、

  授乳している人は+450カロリーを目安とされています。

 

これぐらい余裕で食べているという人も多いかもしれません。

甘いものや脂っこいものが食べたい時期かもしれませんが、

できれば健康効果のある食品からのカロリー摂取を目指しましょう。

おすすめのスナックは、牛乳、ヨーグルト、バナナ、オレンジ、ナッツ類などです。

 

◆妊婦に特有の病気は体重とは実は関係ない?!

妊娠中毒症や妊娠糖尿病との関わりで、病院などで体重について厳しく言われている妊婦さんもいるかもしれません。

しかし、妊娠糖尿病や妊娠中毒症には、自分ではコントロールできない原因や危険因子が多く関係しています。

体重が増えて自分を責めたり、体重増加を無理に抑えてストレスをためるよりも、

リラックスを適度な運動、気分転換、バランスのとれた食事を心がけましょう。

 

【妊娠中毒症】

 ○原因として可能性のあるもの:

    子宮への不十分な血液循環、血管へのダメージ、バランスの悪い食事、免疫の問題

 ○危険因子:

    妊娠中毒症になったことのある場合、最初の妊娠、35歳以上、肥満、妊娠糖尿病、

    妊娠する前から高血圧・糖尿病の人

 ○予防:

    予防方法は確立していません。妊娠中の運動量と減塩は予防につながらないことが分かっています。

 

【妊娠糖尿病】

 ○原因:

    妊娠中のホルモンの変化

 ○危険因子:

    25歳以上、家族に糖尿病(2型)の人がいる場合、以前の妊娠で妊娠糖尿病になった場合、

    妊娠する前に過体重の人

 ○予防:

    妊娠糖尿病を予防する方法は確立されていません。

    適度な運動とバランスの取れた栄養の効果は示唆されています。

 

◆カルシウムはしっかり摂取!!

日本人に不足しやすいカルシウム

妊婦中には注意したい栄養素の一つです。

 

日本人の食事摂取基準によると妊婦、授乳婦におけるカルシウムの目安量は非妊娠時と同じで、

  18~29歳で850ミリグラム、

  30~49歳で700ミリグラム

  となっています。

 

お腹の中の赤ちゃんはある時期に達すると、

お母さんの体から毎日約200ミリグラムのカルシウムを吸収して骨や歯の強化に励みます。

もしお母さんのカルシウム摂取が十分でなくても、赤ちゃんはどんどん母体からカルシウムを吸収していきます。

妊娠する前に骨密度が低い人には出産後に骨や歯が弱くなるケースがあります。

カルシウムが不足しないように気をつけたいものです。

 

 

◆東京都杉並区阿佐ヶ谷カイロプラクティック整体院 【Asagaya blog(阿佐ヶ谷ブログ)】

クリニカルカイロ ウエルネス杉並院 (東京杉並テクニカルセンター)

      《丸の内線》南阿佐ヶ谷駅より徒歩2分、《JR中央・総武線》阿佐ヶ谷駅(南口)より徒歩7分

【 おかげさまで開業 8 周年!! 】

   肩こり腰痛頭痛背中の痛みハリ、手足の冷えむくみ

   日頃の疲れストレス解消癒し

   マタニティ整体産後骨盤矯正猫背側彎O脚などの姿勢矯正も行っております。

【短期集中・プロ養成・資格習得】

   手に職をつけたい方・技術を習得したい方・自身やご家族の健康の為に勉強したい方 !! 大募集 !!

 

< 妊婦さんの栄養と食事①  |  一覧へ戻る  |  【朝食】毎日食べるより時々食べる方がメタボリスクが高くなる!? >

このページのトップへ

クリニカルカイロ ウエルネス杉並院

住所
東京都杉並区成田東4-32-15 フェリス桜井1F
アクセス:
東京メトロ〔丸の内線〕南阿佐ヶ谷駅 徒歩5分
営業時間
10:00〜21:00
お問い合わせ・ご予約
03-5913-8802

メールでのお問い合わせ

最近の画像