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日本人の食生活

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私たち日本人の食生活は、過去40年間で大きく変わり、

こうした食生活の変化も影響して食料自給率も低下しました。

 

経済的な豊かさが増すとともに、食生活は大きく変化しました。

昭和40年当時、日本の食料自給率は現在のイギリス並みの73%

 

当時の食事内容と現在とを比べてみると、国内で自給できる米を食べる量が減り、

代わって飼料や原料を輸入に頼らざるを得ない畜産物(肉・卵)や油脂の消費が増えてきました。

 

また、1人暮らしの増加に伴うコンビニやスーパーの無休・24時間化などが、

外食や持ち帰り弁当などのいわゆる『中食(なかしょく)』インスタント食品

普及を進めることとなり、食べたい物がいつでも手に入るようになりました。

 

便利で豊かな食生活も、行き過ぎると様々な問題を引き起こします。

店舗の無休・24時間化は、過剰な食料在庫や、

年間約1900万トンの内、家庭からは1070万トン(国民1人あたり84kg)もの食料廃棄を生んでいます。

 

また、日本人の健康にも影響は及んでいます。

昭和55年頃の日本の食生活は、米・野菜・果実などの多様な副食から構成され、

栄養バランスの点で理想的と評価されていました。

 

しかし、減少してきた米の消費量がさらに減り、畜産物や油脂の消費量が増えた結果、

食生活は肥満生活習慣病につながりやすいものになっています。

 

栄養バランスの改善や食べ残し・廃棄の減少など日頃の食生活について

見直しをする必要があります。

 

 

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