神経系の障害や機能異常などによって起きる神経障害性疼痛(とうつう)。
生活の質(QOL)を大きく低下させるが、従来は診察を受けても「しばらく様子を見ましょう」で終わるケースも多かったが
最近、痛み関連の遺伝子が分かってきたほか、痛みを扱う医療センターの充実、新しい薬の登場などもあり、
より正確で効果的な診断・治療が可能になってきた。
血液などから患者さんの遺伝子を解析して、最適な鎮痛薬を選んで投与量を決めるというもので
近い将来、こんな治療法が広がるかもしれない。
東京都医学総合研究所は東京歯科大学と組んで、下顎の形成外科手術を受けた患者の痛みを抑えるのに
必要な鎮痛薬の量と、遺伝子配列の特徴に関係があることを突き止めたからだ。
神経障害性疼痛に悩む患者さんは多く、
日大医学部で10年間、インターネットを使って20~69歳の約2万人に痛みについて聞く大規模調査を行ったところ
慢性の痛みがあると答えたのは26.4%で、その約4人に1人は神経障害性疼痛が疑われると言うものだった。
全国に成人の慢性疼痛患者は約2700万人いると言われており、
このうち神経障害性疼痛は約660万人と推定されている。
多くは腰、背中、尻などの痛みであり、
「焼けるような」・「ヒリヒリする」・「ピーンと走るような」・「むずがゆい」など。
神経障害性疼痛は帯状疱疹(ほうしん)にかかった後や糖尿病などに伴って起きやすく
手術で細かい神経が障害を受けた場合や神経の通り道が狭くなり起きる脊柱管狭窄(きょうさく)症でも発生する。
心理的な要因が重なることもある。
ピンポイントで原因を特定し一気に治すのは難しく
短い診察時間では患者はどう痛いのか十分に説明ができず、医師もとりあえず保険適用になる
病名を告げて終わりという例が多い。
最近では、痛みセンターやペイン(痛み)クリニックを設ける病院も増えてきていて
患者さんとのコミュニケーションを大切にし、痛みを和らげる努力をしながらも、
いかに充実した時間を過ごし生活の質を上げられるかを一緒に考えるなどしている。
実際に痛みを取り除くには薬も重要だが
がんの痛みを抑えるのにも使われる非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などは、
炎症を抑える薬で神経障害性疼痛には向かず、胃潰瘍・腎臓障害などの副作用に注意が必要となる。
長年の痛みが1日で消えるという事はないので、ゆっくりと治す心構えが必要となる。
日頃からバランスの良い食事、十分な睡眠、運動をして筋力を鍛えることも
痛みの防止・予防につながるので是非、実践して頂きたいです。
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